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認証・アカウント管理アプライアンス「Account@Adapter+」新版、ユーザーツール機能などを強化

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社は17日、認証・アカウント管理・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+(アカウントアダプタープラス)」において、最新版ソフトウェア「同 Version 6.08」を発表した。

 Account@Adapter+は、RADIUS機能、LDAP機能、 CA(証明書)機能、DHCP機能を1台に搭載したアプライアンスサーバー。Web/MAC/IEEE 802.1x認証に対応し、外部LDAP/Active Directory(AD)連携やRADIUSプロキシ連携もサポートしている。また、ユーザーツールを用いて、アカウント申請・発行・証明書ダウンロードを利用者自身が操作することが可能だ。

 今回の新版では、ユーザーツールによるID申請の際に、自動発行されたユーザーIDとパスワードを画面に表示する機能を追加した。従来、自動発行されたユーザーIDとパスワードはメールで通知する必要があったが、これによりメールが利用できない環境でも、申請画面上で利用者自身が確認を行える。

 またAccount@Adapter+では、申請ポリシーへログインする際に外部LDAP/Active Directory(AD)のアカウントを利用できるが、1つのポリシーに対して、複数の外部LDAP/Active Directory(AD)と連携を行えるよう機能強化を実施した。これにより、LDAP/ADを拠点ごとに設置している場合や冗長構成を採用している場合など、複数のLDAP/ADを設置している企業で利用する際でも、異なるポリシーの設定が不要になるとのこと。