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日立電線ネットワークス、認証アプライアンス「Account@Adapter+」のセキュリティを強化

ブラックリストの自動登録機能などを搭載

 日立電線ネットワークス株式会社は18日、認証・アカウント管理・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+(アカウントアダプタープラス)」の新版「同 Version6.05」をリリースしたと発表した。と連携したした不正アカウントのブラックリスト登録、申請端末MACアドレスの自動登録など、不正な通信を抑止する機能を強化したという。

 「Account@Adapter+」は、アカウント管理、ネットワーク認証、DHCP、認証局、証明書発行に対応したワークフローなどの機能を備えたアプライアンス製品。ユーザーツールを用いて、アカウント申請・発行・証明書ダウンロードを利用者自身が操作できるほか、ゲストIDの自動発行にも対応している。

 新版では、まず、自社製ログ管理サーバー「LOG@Adapter」との連携に対応した。不正な通信ログ(syslog)を受信したLOG@Adapterと連動し、不正な通信を行ったアカウントをブラックリストに登録できる。登録されたアカウントは認証されないため、ネットワークに接続不能になるという。

 また、Account@Adapter+のユーザーツールを使用してユーザーアカウントを申請する際に、ユーザー端末自身のMACアドレスを自動取得し、アカウント属性に自動で格納されるようにした。これにより発行されたユーザーアカウントは、申請した端末でのみ認証成功(ネットワーク接続が可能)となる。