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日立電線ネットワークス、ワークフロー機能を強化した認証アプライアンス「Account@Adapter+」新版

 日立電線ネットワークス株式会社は3日、認証・アカウント管理・DHCPアプライアンス「Account@Adapter+(アカウントアダプタープラス)」の機能を強化し、「同 Version6.02」として提供すると発表した。

 「Account@Adapter+」は、アカウント管理、ネットワーク認証、DHCP、認証局、証明書発行に対応したワークフローなどの機能を備えたアプライアンスサーバー。ユーザーツールを用いて、アカウント申請・発行・証明書ダウンロードを利用者が操作できるほか、ゲストIDの自動発行にも対応している。

 今回の新版では、アカウント申請ワークフローが従来のLDAPやActive Directoryとの連携に加え、Shibboleth認証に対応した。アカウント申請時のログインID/パスワード認証を既存のShibboleth Idp基盤に統合でき、シングルサインオン(SSO)も可能になる。これによって、例えば大学でeduroamアカウント発行する場合などにおいても、Shibboleth認証を利用した運用を行えるとのこと。

 またアカウント申請ワークフローにおいて、複数アカウントの一括申請・一括発行が可能になった。一括申請可能なアカウント数の上限はシステム管理者が指定でき、一定のルールに従ったランダムなID発行、および指定した強度のパスワード発行に対応する。

石井 一志