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freeeとウイングアークが協業、クラウドサービスの連携で経営改善や生産性向上などの支援図る

 freee株式会社とウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク)は14日、freeeの「クラウド会計ソフト freee」と、ウイングアークのクラウドBI・帳票サービス「MotionBoard Cloud」「SVF Cloud」のサービス連携、および販売での協業を開始すると発表した。

 今回の連携により、クラウド会計ソフト freeeのデータを、クラウド型BIツールのMotionBoard Cloudに取り込み、予実管理やセグメント別損益管理などを行える機能を提供する。会計データを自動集計し、さまざまな角度で閲覧・検証ができるBIツールとの連携により、中小企業(SMB)でも管理会計の体制が構築しやすくなるという。また、リアルタイムな経営状況をもとにした分析や検証を行うことで、未来予測がたてやすくなるため、経営改善にも貢献するとした。

 さらに、クラウド会計ソフト freeeとクラウド帳票サービスであるSVF Cloudとの連携では、より自由度が高く、より美しい帳票の開発・出力を実現するとのこと。固定されたレイアウトの請求書・見積書だけではなく、明細量に応じて可変する帳票や、各社こだわりを持った帳票がfreeeから出力可能になる。こうして、帳票設計から出力・運用まで、現場のあらゆるニーズに応えることで、バックオフィス業務の効率化や生産性向上を図るとのことだ。

 なお、ユーザーが利用しやすい仕組み作りの一環として、freeeとウイングアークは販売パートナーシップを締結し、クラウド会計ソフト freeeとウイングアークのサービスとのパッケージ販売を開始する。

 さらに7月28日には、「クラウドとAIを活用した経営の未来予測と管理会計」と題したセミナーを共同開催するとした。会場は東京・品川区のfreee本社で、参加費は無料。