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アララ、個人情報検出ツール「P-Pointer File Security」に運転免許番号検出用の辞書を搭載

 アララ株式会社は27日、個人情報検出ツール「P-Pointer File Security」において、運転免許番号の検出辞書を搭載した新版「同 Ver.4.0.7」を提供開始すると発表した。

 「P-Pointer File Security」は、PCやファイルサーバー内に存在する、個人情報を含むファイルの検出を行えるソリューション。検出されたファイルを自動的に特定のフォルダへ移動したり削除したりすることも可能で、フローを管理画面から容易に設定できるので、工数をかけず個人情報の管理を行えるという。

 今回の新版では、5月に全面施行となる改正個人情報保護法への対応を強化している。同法では、新たに旅券(パスポート)番号、国民年金番号、運転免許証番号、住民用コード、マイナンバー、健康保険証などが、個人識別符号として個人情報に該当することが明確化されている。

 P-Pointer File Securityでは、すでにマイナンバーの検出に対応しているが、今回は運転免許証番号検出用の辞書を標準搭載し、従来よりも精度の高い検出が可能になったという。

 また、ユーザー定義辞書を利用し、その他の個人識別符号の数列パターンや、要配慮個人情報に含まれる単語を辞書に入力することで、個人識別符号の可能性があるファイルを検出することもできる。

 さらに、メールアドレス辞書検索の改善によって個人情報検出の精度が向上したとのこと。