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レピカ、見つけた後の“対処機能”を備えた個人情報管理ソリューション「P-Pointer File Security」

検出した個人情報ファイルの自動削除などが可能に

 株式会社レピカは28日、個人情報検出ソフト「P-Pointerシリーズ」において、運用機能などの強化を行った新製品「P-Pointer File Security」を4月より提供すると発表した。

 「P-Pointer File Security」は、PCやファイルサーバー内に存在する、個人情報を含むファイルの検出機能に加えて、検出後の対処機能も備えた個人情報管理ソリューション。検出されたファイルを自動で特定フォルダに移動したり、削除したり、といったフローを管理画面から設定できるので、工数をかけず個人情報の管理を行えるという。

 また、検出自体の精度と速度も向上させた。個人情報と思われる単語や数列パターンを含むか否かの判定に加え、ファイルの保存場所、日時や暗号化の有無などの各種属性といった、より絞り込んだ条件でファイルを検出できる。

 価格は、PC検索の場合、100ライセンスで60万円(税別)。ファイルサーバー検索は、ディスク容量5TB以下で80万円となる。

 今後のバージョンアップでは、パスワードロック、通知機能、APIによる他システムとの連携なども追加される予定だ。なお、従来製品のクライアントPC向け「P-Pointer」やファイルサーバー向け「P-Pointer EXA」も併売される。

石井 一志