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アライドテレシス、100BASE対応のインテリジェントPoEスイッチ「AT-FS980M/9PS」

 アライドテレシス株式会社は、8基の100BASE-TX/10BASE-Tポートを備えたインテリジェントスイッチ「CentreCOM Secure HUB AT-FS980M/9PS」を3月23日より出荷開始すると発表した。価格は8万2200円(税別)。

 AT-FS980M/9PSは、100BASE-TXポート×8基、1000BASE-TとSFPスロットのコンボポート×1基を備えたネットワークエッジ向けのレイヤ2インテリジェントスイッチ。100BASEポートはPoE+給電にも対応しており、1ポートあたり最大30Wまで、全体では最大150Wまでの給電に対応する。また、最大50℃までの動作温度に対応するため、少数のPoE+デバイスを設置する場合の集約スイッチとして最適という。

 エッジスイッチながらもハードウェアパケットフィルタをサポートし、QoSやACLによるきめ細かなトラフィック制御を実現可能な点が特徴で、IP電話やカメラなどさまざまなデバイスのトラフィック制御がエッジで実現でき、エッジでのセキュリティ向上に対応する。

 認証機能としては、IEEE 802.1x認証/Web認証/MACアドレスベース認証や、各認証方式を同一ポート上で混在させることが可能なTri-Auth機能などをサポート。さらに、通信内容を暗号化し安全なリモートアクセス環境を実現するSSH、ネットワークの集中管理・運用面で安全性と利便性を両立するSNMPv3の暗号化・認証機能など、さまざまなセキュリティ機能に対応するとのこと。

 なお、OSは堅牢性が高いモジュラー型のAlliedWare Plus(AW+)を採用。業界標準コマンドへの準拠により、他社製品からのスムーズな移行を可能にしている。

 加えて、アライドテレシス独自のネットワーク統合管理ソリューション「Allied Telesis Management Framework(AMF)のメンバー機能に対応しているので、ほかの同社製ネットワーク機器との統合管理を容易に行えるとしている。