ニュース
アライドテレシス、スタッカブル対応インテリジェントスイッチ「Secure HUB」の新モデル
エッジ向けの機能に絞り低価格化
2016年9月12日 12:32
アライドテレシス株式会社は12日、10Gigabit Ethernet（GbE）対応のインテリジェントスタッカブルスイッチ「CentreCOM Secure HUB AT-GS900MX/AT-GS900MPXシリーズ」を発表した。9月20日の出荷開始を予定する。
Secure HUBシリーズは、独自のSDN機能であるAMF（Allied Telesis Management Framework）非対応のデバイスと、AMFネットワークをつなげるためのハブ製品。全機種がAMFメンバーのエッジノード機能（ネットワークエッジ向けに機能を限定したAMFメンバー機能）に対応しており、認証機能やループガードなど、エッジスイッチに必要な対応機能のみに絞り込むことで、従来の製品よりも低価格での提供を可能にしている。
OSは、業界標準のコマンドに対応し、モジュラー構造により信頼性を高めたAlliedWare Plusを実装する。
製品には、1000BASE-T×26/50ポート、1000BASE-TとSFPスロットのコンボ×2、SFP＋スロット×2を搭載する「AT-GS924MX」「AT-GS948MX」と、そのPoEモデル「AT-GS924MPX」「AT-GS948MPX」が新たにラインアップされた。
インテリジェント・エッジスイッチとして重要となるセキュリティ、認証、省エネ機能などを搭載するレイヤ2プラス機能に対応。10GbEポートはアップリンクだけでなく、スタックモジュールを装着することでスタックポートとしても動作可能で、エッジスイッチでVCS（Virtual Chassis Stack）を利用できる。
なおPoE対応機種は、1ポートあたり最大30Wまでの給電を行えるIEEE 802.3at規格に準拠しており、装置全体では370Wまでの給電が可能になっているとのこと。
価格（税別）は、PoE非対応のAT-GS924MXが18万円、AT-GS948MXが30万円。PoE対応のAT-GS924MPXが24万円、AT-GS948MPXが37万円となっている。
