ニュース

アライドテレシス、100BASE対応のインテリジェントスイッチ「FS980Mシリーズ」4モデル

 アライドテレシス株式会社は10日、インテリジェントスイッチ「Secure HUB」において、「同 FS980Mシリーズ」の4モデルを11月17日より開始すると発表した。

 「Secure HUBシリーズ」は、インテリジェント機能を備えた安価なスイッチ製品群。アライドテレシスでは、独自のSDN機能であるAMF(Allied Telesis Management Framework)により、ネットワーク機器の統合管理を実現しているが、これらの製品は“管理される側”のAMFメンバーに対応しており、“管理する側”のAMFマスター装置とあわせ、ネットワークの統合管理を実現している。

 OSは、機能ごとのモジュールに分割されているモジュラー型の「AlliedWare Plus(AW+)」を採用し、単一の障害が与える影響範囲を最小限に抑えられるため、システム全体の可用性を高められる。また、業界標準のコマンド体系に準拠しているので、他社製品からの移行においてもエンジニアの教育にかかる時間と経費を削減可能という。

 さらに、IEEE 802.1x認証/Web認証/MACアドレスベース認証や、それら認証方式の同一ポート上で混在が可能なTri-Auth機能など、さまざまな認証機能に対応。ポートセキュリティ、SSH、DHCPスヌーピング、SNMP v3、ユーザー認証データベース(RADIUS/TACACS+認証)など多様なセキュリティ機能をサポートする。

 ラインアップには、100BASE-TX/10BASE-T×24ポート、SFP×4スロットの「AT-FS980M/28」とそのPoEモデル「AT-FS980M/28PS」、100BASE-TX/10BASE-T×48ポート、SFP×4スロットの「AT-FS980M/52」とそのPoEモデル「AT-FS980M/52PS」を用意する。PoEモデルは100BASE-TX/10BASE-TポートがPoE+給電機能に対応し、ポート合計で最大375Wの電力を供給可能だ。

 なお、4スロットのSFPスロットのうち2スロットにスタックモジュールを装着することでスタックポートとして動作し、エッジスイッチでVCS(Vertual Chassis Stack)構成が可能なため、エッジレイヤでの機器運用管理コストの削減も行えるとした。

 価格(税別)は、AT-FS980M/28が12万3200円、AT-FS980M/52が21万3200円、PoEモデルのAT-FS980M/28PSが15万3200円、AT-FS980M/52PSが25万3200円。

AT-FS980M/28