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アライドテレシス、ネットワーク統合管理を安価に実現するスイッチ「Secure HUBシリーズ」
(2015/11/24 15:29)
アライドテレシス株式会社は24日、スイッチの新ブランド「CentreCOM Secure HUBシリーズ」をリリースすると発表した。同日より、順次出荷を開始する。
アライドテレシスでは、独自のSDN機能であるAMF(Allied Telesis Management Framework)により、ネットワーク機器の統合管理を実現しているが、今回提供するSecure HUBシリーズは、AMF非対応のデバイスとAMFネットワークをつなげるハブ製品。全機種がAMFメンバーのエッジノード機能(ネットワークエッジ向けに機能を限定したAMFメンバー機能)に対応し、認証機能やループガードなど、エッジスイッチに必要な対応機能のみに絞り込むことで、従来の製品よりも低価格での提供が可能になったという。
CentreCOM Secure HUBでは、Non-PoEモデル、PoEモデルとさまざまなタイプのモデルをそろえた10Gigabit Ethernet(GbE)インテリジェントエッジスイッチ「SH510シリーズ」、Fast Ethernetインテリジェントスタッカブルスイッチ「SH310シリーズ」に加え、レイヤ2plusスイッチとして、GbEインテリジェントPoE+スイッチ「SH230シリーズ」、GbEスイッチ「SH210シリーズ」の各シリーズをラインアップする。
このうち最上位となるSecure HUB SH510シリーズでは、PoE+対応モデルとして、1000BASE-T×24ポート、SFP/SFP+用スロットを4スロット装備した「AT-SH510-28GPX」と、1000BASE-T×48ポート、SFP/SFP+用スロットを4スロット装備した「AT-SH510-52GPX」を提供。同様の構成のPoE非対応モデルである「AT-SH510-52GTX」「AT-SH510-52GTX」も用意する。全モデルとも、SFP/SFP+スロットのうち2スロットにスタックモジュールを装着すればスタックポートとして動作し、エッジスイッチでVCS(Virtual Chassis Stack)を利用可能。エッジレイヤでの機器運用管理コストの削減を実現するとした。
価格(税別)は、PoE+対応のAT-SH510-52GPXが40万円、AT-SH510-28GPXが26万円。非対応のAT-SH510-52GTXが35万円、AT-SH510-28GTXが20万円となる。出荷開始は、AT-SH510-28GTXが11月24日、それ以外は12月3日の予定。