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NTTレゾナントのモバイル端末検証サービス、キャリア回線利用オプションのトライアル提供を開始
2017年3月14日 06:00
NTTレゾナント株式会社は13日、クラウド型検証サービス「Remote TestKit」において、キャリア回線利用オプションのトライアル提供を開始すると発表した。Flatプランの契約ユーザー(国内)が利用できる。
Remote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用のWebサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービス。利用者は実機を購入する必要なく、クラウド上で約500種類以上のスマートフォン・タブレット端末の動作を検証できる。また、複数の端末に自動でテストシナリオを実施する「自動テスト」機能など、開発者を支援するさまざまな機能を備えているとのこと。
現在、これらの端末はWi-Fi環境下で利用されているが、有料コンテンツでの課金が通信キャリアの月額利用請求に加算されるキャリア課金や、携帯番号にひもづくSMSでの本人認証を利用したアプリが増加しているため、「キャリア回線付端末(以下、SIM付端末)で検証したい」というユーザーのニーズが増えているという。
そこでNTTレゾナントでは、Remote TestKitにおいて、キャリア回線利用オプションのトライアル提供を開始。携帯番号が必要なSMSサービス、キャリア課金や音声通話などの検証に対応する。
今回のトライアルでは、キャリアのSIM付端末を6月30日までお試しで利用でき、SMS、音声通信・テレビ電話、64Kデータ通信などのデジタル通信、キャリア課金などをテストできる。
なお、端末はNTTドコモのXperia X Performance SO-04Hとarrows NX F-01J、auのGalaxy S7 edge SCV33とXperia XZ SOV34、SoftBankのAQUOS Xx3 mini 603SHとiPhone7を提供する予定。
利用料金は、月額料金2万円と、音声通話料金、SMS利用料金、付加機能使用料、月5GBを超えるパケット利用料などの実費が必要となる。