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クラウド型スマホ検証サービス「Remote TestKit」、Android N端末やGalaxy S7に対応

 NTTレゾナント株式会社は19日、クラウド型スマートフォン検証サービス「Remote TestKit」において、最新OS「Android N」搭載端末に対応したと発表した。

 Remote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用Webサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービス。クラウド上で、約350機種以上のスマートフォン、タブレット端末の動作検証を、実機を購入せずに行うことができる。また、テストシナリオに基づいた自動テストを複数端末で行う機能など、開発者を支援するさまざまな機能を備えているので、検証担当者の負担を軽減するとした。

 今回、新たにAndroid Nの搭載端末に対応したほか、日本未発売の「Galaxy S7」も検証できるようになった。さらに、17種類の韓国端末も提供を開始。近年、韓国ではスマホゲームの需要が大きく伸びていることから、韓国国内企業での利用に加え、韓国向けにゲームやアプリを展開したい企業にとっても利用の幅が広がるとしている。

Android N端末の例

 あわせて、2015年11月からOS設定画面を解放しているAndroid端末に加え、iOS端末でもOS設定画面が解放された。これにより、ユーザーが検証端末のOS設定を変更できるようになったため、OS設定の違いで発生している問題の検証が便利になるとしている。なお、この機能を利用するためには、通常の利用契約とは別の契約を締結する必要があるとのことだ。

石井 一志