NTTレゾナント、クラウド型スマホ検証サービス「Remote TestKit」を韓国でも展開

　NTTレゾナント株式会社は6日、クラウド型スマートフォン検証サービス「Remote TestKit」について、高速度でのサービス提供を可能とする検証環境の運用を韓国にて開始し、韓国でのビジネス展開を強化すると発表した。

　Remote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用ウェブサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービス。利用者は実機を購入する必要がなく、クラウド上で約350機種以上のスマートフォン・タブレット端末の動作を検証でき、複数の端末に自動でテストシナリオを実施する「自動テスト」機能など、開発者を支援するさまざまな機能を備える。

　これまで、Remote TestKitは日本と北米にサービス提供環境を置き、サービスを提供してきたが、新たに韓国・ウル市内に提供環境を構築。これにより、韓国国内からの利用の際に妨げとなるネットワークによる遅延を低減させ、スマートフォン画面のスムーズな操作を実現し、操作性を重視する韓国ユーザーのニーズに応える。また、韓国企業向けに、韓国向けスマートフォン約50機種の検証端末の利用に限定したリーズナブルな使い放題のプランを提供する。

　NTTレゾナントでは、2016年5月に韓国における独占販売代理店契約を締結した韓国NEOITPとの販売チャネルの強化に加え、韓国における高速度でのサービス提供を可能とする検証環境の運用開始と韓国端末ラインナップを強化。これにより、アプリ・コンテンツ開発事業の発展に力を入れる韓国での販売展開を加速する。