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NTTデータGSL、SAP S/4HANA最新版に対応したERP導入テンプレート

専門商社や製造業販社向けに提供

 株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)は、SAP S/4HANAの最新版「同 1610」に対応したERP導入テンプレートとして、「Global BMT for SAP S/4HANA 1610」を4月1日より販売開始する。

 NTTデータGSLではこれまでも、日本企業の業務プロセスを考慮して必要な機能を絞り込んだテンプレート「Global BMT(Business Model for Trading Company)」を自社開発し、専門商社・小売業・製造業販社向けに提供してきた。

 同テンプレートは、三国間取引、諸掛計上、検収照合、月締請求書など、日本独自の会計・請求処理に必要な仕組みや商習慣を考慮して構築され、商社や製造業販社にとって必要な販売管理、在庫購買管理、財務会計、管理会計をサポート。仕様書などのドキュメントがテンプレートとして含まれている点や、海外法人へのグローバルロールアウト、ワンストップでの運用サポートなどが評価されているという。

 今回発表された「Global BMT for SAP S/4HANA 1610」は、最新のERPスイートSAP S/4HANA 1610に対応しており、日本版のSAPベストプラクティスである「Japan Localization, for SAP S/4HANA 1610」をベースに、Global BMTをSAP S/4HANA 1610上で構築する

 最新のSAP S/4HANA 1610を、NTTデータGSLが構築した独自のメソドロジーとクラウドソリューションを組み合わせることにより、システム導入期間の短縮や導入コストの削減を図れる点が特徴。さらに、SAP S/4HANA 1610で採用された最新ユーザーインターフェイス「SAP Fiori 2.0」を活用し、ユーザーエクスペリエンスの向上とモバイルデバイス対応を実現したとしている。