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NTTデータGSL、SAP ERPをIIJ GIO環境へ移行するクラウドマイグレーションサービス

 株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)は、SAPのERPソリューションをIIJ GIOのクラウド環境へマイグレーションするサービス「Virtual to Cloud Migration for GIO」の提供を、2月22日より開始する。Zerto Japanの仮想レプリケーション技術「Zerto Virtual Replication」を利用するという。

 「Virtual to Cloud Migration for GIO」は、オンプレミスの仮想環境で稼働しているSAP ERPを、IIJ GIOのクラウド環境へ移行するサービス。Zerto Virtual Replicationを用いることにより、仮想サーバーの複製をオンラインで作成でき、既存ERP環境の運用を止めることなく、IIJ GIO環境へほぼリアルタイムで移行を行えるという。

 大規模なERP環境でも、短期間でIIJ GIOへ移行できるほか、移行後も、NTTデータGSLがシステム導入から保守・運用、拡張開発支援まで、さまざまなサービスを継続して提供するとのこと。

 なおNTTデータGSLでは2016年10月に、Zerto Japanとの協業により、SAP ERPのAWS(Amazon Web Services)環境へのマイグレーションサービス「Virtual to Cloud Migration for AWS」を提供しており、今回のサービスはその第2弾となる。