NTTデータGSL、SAP ERPのAWSへのマイグレーションサービスを提供

　株式会社NTTデータグローバルソリューションズ（以下、NTTデータGSL）は10月31日、バーチャルレプリケーションを提供するZerto Japan（以下、ゼルト）と協業し、SAP ERPソリューションのAmazon Web Services（AWS）へのマイグレーションサービス「Virtual to Cloud Migration for AWS」を提供すると発表した。

　「Virtual to Cloud Migration for AWS」は、オンプレミスの仮想化環境やクラウド環境で使用しているSAP ERPを、AWSへシームレスに移行させるサービス。ゼルトのバーチャルレプリケーションを使用することで、仮想化されたサーバーの複製をオンラインで簡単に作成でき、既存のSAP ERPの運用を止めることなく、AWS環境にほぼリアルタイムで移行できる。

　AWSへ移行後も、SAP ERPシステムの導入から保守・運用、拡張開発支援など、NTTデータGSLの多岐にわたるサービスを継続して提供していく。

　NTTデータGSLでは、米AmazonからAWSを活用したクラウド化のための認定に関する認証を国内で初めて受けており、SAP ERPシステムのAWSへの移行においては、すでに多くの実績を有していると説明。これらの実績を基に、「Virtual to Cloud Migration for AWS」を提供することで、さらに多くの企業が、安心してAWSへの移行を実現できるようにサポートしていくとしている。また、今後は、IIJ GIO、Microsoft Azureへの移行についても対応を計画する。