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ユニリタとJFEシステムズ、電子帳簿保存法対応のトータル帳票ソリューション提供で協業

 株式会社ユニリタとJFEシステムズ株式会社は8日、ビジネスパートナー基本契約を締結し、従来の協業体制をさらに強化したと発表した。両社は、電子帳簿保存法向けの帳票分野で協業。ユニリタ製品による帳票作成と、JFEシステムズ製品による帳票保管を連携させ、既存顧客へのマイグレーション提案や、新規顧客へのトータル帳票ソリューションの販売などを目指す。

 具体的には、JFEシステムでは自社製品である電子帳票システム「FiBridge IIシリーズ」に加えて、ユニリタの帳票作成システム「DURL」「XRF」、出力管理システム「BSP-RM」といった帳票製品の取り扱いを開始。帳票作成から帳票保管まで、一連のラインアップを取りそろえ、電子帳簿保存法申請のニーズに応えていくという。

 なお、ユニリタにおいても「FiBridge IIシリーズ」との連携・販売実績は多数あったというが、JFEシステムズ製品の販売における代理店契約を締結し、相互に取り扱うことで、ユニリタの帳票製品の拡張提案としての展開を期待しているとのこと。

 両社は3月7日に、JFEシステムズ本社(東京都墨田区)で「お客様事例から学ぶ!対外文書の管理コスト削減・業務効率化の秘訣セミナー」をユーザー企業向けに開催し、ソリューションの訴求などを行う考えだ。同セミナーの参加費は無料(事前登録制)。

トータル帳票ソリューションのイメージ