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アライドテレシス、コアスイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」の新ファームウェア

10GBASE-T対応の拡張モジュールも提供

 アライドテレシス株式会社は29日、コアスイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」において、新ファームウェア「AlliedWare Plus(AW+) Ver.5.4.6-1.2」を提供すると発表した。同日より、Webサイトでのダウンロード提供を開始している。また同時に、同シリーズで利用するアドバンスドラインカード用拡張モジュール「AT-SBx81XLEM/XT4」も発表された。こちらは9月5日より出荷開始される予定。

 新製品のAT-SBx81XLEM/XT4は、AT-SBx81XLEMに搭載する拡張モジュールで、10GBASE-Tポートを4ポート増設可能。AT-SBx81XLEMが備えるSFPスロット×12も同時に使えるので、さまざまなメディアが混在するネットワークにも柔軟に対応できるという。価格は29万8000円(税別)。

 一方、新ファームウェアでは、コントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC960」とSBx81XLEMのみの組み合わせ時に、テーブル数の拡張が可能なラージテーブルモードをサポートした。例えば、L3ルーティングモードでは、MACアドレス最大登録数が128K、IPv4ホスト最大登録数が22K、IPv4ルート最大登録数が128Kへ拡張され、大規模ユーザーのニーズに対応する。

 また、別のコントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC400」とSBx81XLEMとの組み合わせもサポートされ、SBx81CFC400利用時にも柔軟なポート構成が可能になるとのこと。こちらの組み合わせでは、ラージテーブルモードはサポートされない。