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日本エクセム、DBプロファイリングツール「MaxGauge」のSQL Server対応新版とMySQL対応版をリリース
2016年8月3日 13:24
日本エクセム株式会社は3日、データベースシステムの運用・性能管理、トラブル対応などを行うプロファイリングツール「MaxGauge」について、Microsoft SQL Serverに対応する「MaxGauge for SQL Server」の新バージョン(V4.2)と、MySQLに対応する「MaxGauge for MySQL」をリリースした。
MaxGaugeは、韓国EXEMにより開発された、データベース向けプロファイリングツール。データベースのセッション、SQLを含む稼働情報を時系列で調査、分析でき、ミッションクリティカルな環境において、問題の予兆発見および原因追究を迅速かつ確実に行える情報を提供。エンジニアの業務効率化とともに、対応の迅速化を図り、データベース管理者の対応工数の劇的な削減を可能とする。
MaxGauge for SQL Serverの新バージョンでは、運用向上を図る複数データベースでのリアルタイム分析を多角的にできるビューを中心とした機能を追加。SQL Server標準のツールやサードパーティ製品でも難しいデータベースの状況把握や、詳細な動きの追跡ができるとしている。
MaxGauge for MySQLは、リアルタイム、事後でのDB状況やスレッドの実行履歴を、時系列に追跡、調査する機能を提供。MySQLで問題となりがちなロックや、レプリケーションディレイ、スロークエリーもGUIで簡単に分析できる。MySQLのエンタープライズ版のみではなく、コミュニティー版およびMaria DBもサポート。同時に、「MaxGauge for MySQL on AWS」として、Amazon Web Services(AWS)に対応したバージョンがAWS Marketplaceより利用可能となる。
MaxGaugeは、正規販売代理店の伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、沖電気工業株式会社、株式会社富士通ビー・エス・シーより販売される。日本エクセムではキャンペーンなどの実施により、両製品とも年間100ライセンスの販売を目指す。