デンソークリエイト、工数管理・プロジェクト管理ツール最新版「TimeTracker FX 3.9」

　株式会社デンソークリエイトは26日、工数管理・プロジェクト管理ツールの最新版となる「TimeTracker FX 3.9」の販売を開始した。すべての機能が90日間利用可能な無料評価版の提供も開始した。

　TimeTracker FXは、プロジェクト・工程・業務の可視化や改善のためのツールとして、生産現場における作業時間計測と、「見える化」による生産性向上の手法を取り入れて開発した製品。簡単に使用できるドラッグ＆ドロップ中心の操作性で、スケジュールや工数データのグラフによる可視化機能を備え、Microsoft ProjectやExcelなど他ツールとの連携にも対応する。

　最新版では、TimeTracker FXのデータを外部システムから操作できる「Web API」を大幅に強化。分析データやプロジェクトデータ、操作ログ情報の取得など、30以上のWeb APIを新たに公開した。これにより、工数やコストをさまざまな視点から柔軟に集計できるピボット分析機能のデータをそのままの形で外部システムに取り込むことや、プロジェクトの進捗情報を外部ツールでモニタリングするといったことが可能になる。

　このほか、Windows 10やOffice 2016への対応、Notes 9、サイボウズガルーン4.0への対応も行った。価格は前バージョンと同様で、5ライセンス18万円（税別）から。