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エクイニクス、最新の液冷ハードウェアを備えた実証拠点「EPIC」を大阪など世界各地で開設

 米Equinix(以下、エクイニクス)は22日、エクイニクスのデータセンター内で本番環境対応の液冷設備を備えたグローバルプログラム「Equinix Enhanced Performance Innovation Center(以下、EPIC)」を開始すると発表した。

 EPIC拠点では、企業がエクイニクスの専門家および主要なテクノロジーパートナーの支援のもと、安心して高密度AIインフラストラクチャの検証、構築、導入を行える。EPICはロンドン、パリ、フランクフルト、大阪(OS3)、シドニーで提供を開始しており、2027年にはさらに拠点を拡大する予定。

大阪OS3でのEPIC

 エクイニクスは提供の背景として、AIワークロードと高性能コンピューティングが、インフラストラクチャ導入のあり方を変えつつあり、最新のハードウェアにはより高密度なラックとより高度な冷却が不可欠となっていると説明する。企業は、ワークロード、ネットワーク、コンピューティング、冷却、電力、施設運用、そしてパートナーのテクノロジーが互いに依存し合い、連携して機能しなければならないことを認識し始めているとしている。

 多くの企業は、こうした複雑な課題を自社で解決するための技術的な専門知識が不足しており、支援を必要としていることから、EPICは企業がこうした導入に関する重要な判断を行う前に、実稼働環境で液冷インフラストラクチャを検証できる機会を提供する。

 EPICの立ち上げに伴い、エクイニクスは自社のデータセンター内に実際の運用条件下で検証できる液冷環境を提供する。これにより企業は、実際の運用条件のもとで複雑なAIおよび高密度インフラストラクチャを評価し、技術パートナーやビジネスパートナーとの間で導入への確信を深めるとともに、概念実証から本番導入までのプロセスを加速できる。

 EPICは、主要なテクノロジーパートナーとの連携により、テクノロジーパートナーやOEM各社から構成されるエコシステムと連携し、実稼働環境下で総合的な液体冷却スタックを評価できる。各システムがどのように統合されるかを確認し、導入までの期間短縮に役立てられる。

 液冷技術が実際に稼働する様子を確認し、それぞれの技術が特定の環境にどのように適合するかを理解できる。また、導入前に重要となる運用上の疑問点の解消につながる。

 各EPIC拠点は、実際に稼働しているエクイニクスのデータセンター内で運用されており、顧客は実際の運用の条件下で液冷技術を体験できる。