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双日テックイノベーション、貿易DX「Trade Hub」の導入期間を約50%短縮する「プロセステンプレート」を提供
2026年10月23日 15:02
双日テックイノベーション株式会社(以下、STech I)は22日、貿易DXソリューション「Trade Hub」の新規導入企業向けに、輸出・輸入業務の標準プロセスをあらかじめ設定した「プロセステンプレート」を提供開始すると発表した。標準機能として提供されるため、追加料金なしで利用できる。
Trade Hubは、貿易業務を行う企業向けのSaaS型サービス。貿易関連のさまざまな書類をデータ化することにより、煩雑な貿易業務の効率化を支援している。同製品が対象としている貿易実務では、商業送り状(Invoice)、梱包明細書(Packing List)、船荷証券(B/L)など複数の書類を確認・照合しながら業務を進めることになるが、使用する書類や記載項目、確認手順、取引先ごとのルールは企業によって異なるため、システム導入時には、業務フロー、担当者の役割、使用書類、照合ルールを個別に整理・設計する必要があるという。これはTrade Hubでも同様で、企業ごとにこうした部分を一から設計していたため、導入時の設計・設定に一定の期間を要していたとのこと。
今回提供が開始された「プロセステンプレート」は、こうした課題に対応するための機能で、Trade Hubの導入・運用を通じて蓄積した業務設計と運用ルールの知見を基に、多くの荷主企業に共通する輸出・輸入業務を標準プロセスとして整備した。具体的には、書類の受領、AI-OCRによるデータ化、書類間の自動照合、貿易書類の作成、台帳・基幹システムとのデータ連携、関係者への依頼・確認、案件の進捗管理を1つのプロセスとして設定している。
導入企業はこの標準プロセスを基に、自社固有の書類やデータ項目、確認手順、取引先別ルールを調整することにより、導入時の設計・設定範囲を抑えられる。
提供開始時点での対象は、輸出業務が船積書類作成、B/L確認、FRT確認、一般原産地証明出力の各業務で、特定原産地証明出力、FW請求データ化についても順次提供を開始する予定。一方、輸入業務については、契約内容確認、船積書類確認、FRT確認、輸入許可証データ化の各業務を対象としている。
なお、STech Iの試算では、同一の導入対象範囲を前提に、業務フローや照合ルールなどを一から設計・設定する従来方式と比べ、業務ヒアリング開始からシステム設定完了までの期間を約50%短縮できる見込みとのことだ。
