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ラクス、「楽楽請求」をアップデート 複数請求書のAI自動分割や明細カスタム項目追加に対応

 株式会社ラクスは21日、クラウド型請求書受領システム「楽楽請求」の主要機能をアップデートすると発表した。複数請求書の自動分割、明細へのカスタム項目追加、取引先ごとのAI-OCR読み取り範囲の指定などに対応している。

 「楽楽請求」は、請求書の受領から処理業務までを効率化できるクラウド型請求書受領システム。郵送やWebでの発行、メールでの送付など、さまざまな方法で届く請求書の代理受領や自動受領を行い、システム上での一元管理を実現するという。また、アップロードされた請求書の支払先や金額など、支払いに関する情報をAIが読み取り、仕訳データや振込データを自動で生成できる。

 今回のアップデートでは、複数の請求書をまとめてスキャンしたPDFファイルを、AIが請求書の区切りを自動判定して1件ごとのデータに分割する機能を新たに提供する。複合機などでまとめてスキャンした請求書をそのまま取り込む運用が可能になるため、請求書をスキャンする前に1件ずつ仕分ける手間を削減できる。なお、手動アップロードだけでなく、メールでの受け取りや請求書提出ページから届いたファイルにも対応。分割結果を取り込む前に画面で確認し、修正することも可能とした。

 請求書の明細行に対して、自社独自の入力項目を最大15項目まで追加できるようにした。例えば、発注番号、工事番号、店舗名などの自社独自の情報をシステム上の明細欄に追加可能。また、請求書の記載項目を読み取り範囲として指定し、追加した明細項目へデータ反映することもできる。追加したカスタム項目は仕訳の自動化の適用条件として利用できるほか、仕訳の摘要欄へ自動反映することも可能だ。

 さらに今回は、取引先ごとに請求書のAI-OCR読み取り範囲を柔軟に設定できるようにした。複雑なレイアウトの請求書でも、取引先ごとに「どの項目を」「どの位置から読み取るか」を事前に指定可能。明細の不要な行や文字の除外設定にも対応しており、手作業での修正負担を軽減する。