週刊データセンターWatch:

DayOneとガウ・キャピタル、東京都府中市のデータセンター第1期棟を着工

 データセンター開発・運用会社であるDayOneと、投資運用会社のガウ・キャピタル・パートナーズの2社は、東京都府中市で開発中のデータセンターキャンパス内における第1期棟について、着工を発表した。

起工式の様子

 同施設は、ガウが開発を進めていたデータセンターキャンパス内の施設の一つ。東京都心部から30km圏の府中市に立地する。9階建てで、延べ床面積は約3万3000平方メートル。データホール10室で、総IT容量は18MW規模となる予定。なおキャンパス全体では80MWのIT電力容量に対応するとしている。

 1期棟のコアおよびシェルは2027年半ばの完成を見込んでいる。施設設計ははNECファシリティーズ、施工の元請けは長谷工コーポレーションが担当する。

 発表によれば、シンガポールを本拠とするDayOneにとって、本施設は日本ではじめて手がけるプロジェクトという。