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エクサウィザーズと東北電力の業務提携が前進、AIサービス販売を強化

 株式会社エクサウィザーズは、東北電力株式会社との業務提携に関連して、具体的な取り組みを発表した。エクサウィザーズが開発する法人向けChatGPTサービスを東北電力が販売するほか、AIソリューションの開発・顧客導入を両社共同で行うとしている。

エクサウィザーズと東北電力の業務連携イメージ

 東京都港区に本社を置く株式会社エクサウィザーズは2024年8月、東北電力との間で業務提携を実施。AI分野の事業創出に連携して取り組むとしていた。今回、その具体的な施策が公表された。

 まず、エクサウィザーズが開発・販売する法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」について、東北電力が代理店となって販売を行う。東北電力が蓄積してきたユースケースなどを元に、エクサウィザーズが協調してサポートを実施するという。

 これに加えて、製造現場や商談など特定業務に特化したAIソリューション開発も両社で行う。一例として、製造ラインにおける製品画像分析での不具合発見、映像ベースでの物流・人流最適化などが想定されている。