週刊データセンターWatch:

シーイーシー、神奈川県内3拠点で100%グリーン電力化を達成

実質CO2フリー電力が導入された「さがみ野システムラボラトリ」

 株式会社シーイーシーは、データセンターなど神奈川県内の3拠点において実質CO2フリー電力を導入。年間約2000トンのCO2排出量を削減できるとの見通しを発表した。

 地球温暖化、気候変動などへの危機意識から近年、グリーントランスフォーメーション(GX)の気運が高まっている。シーイーシーでは、CO2排出量を2030年までに46%削減(2016年度比)する目標を掲げ、各種取り組みを推進している。

 今回シーイーシーでは、東京電力エナジーパートナー株式会社の電力プラン「グリーンベーシックプラン」を導入。実質CO2フリーの電力供給を受ける体制とした。

 CO2フリー電力の対象施設は「神奈川第一データセンター」「さがみ野システムラボラトリ」「宮崎台システムラボラトリ」の神奈川県内3カ所。このうち「神奈川第一データセンター」では、顧客提供電力にも同電力を活用している。