週刊データセンターWatch:

BBIX、NaaS「Open Connectivity eXchange」の接続先にNECデータセンター2拠点を追加

 BBIX株式会社は、データセンターコネクティビティー領域に関する協業契約を日本電気株式会社(NEC)との間で締結した。今後、BBIXの拠点間接続サービス「Open Connectivity eXchange」(OCX)の接続拠点に、NECの印西データセンターと神奈川データセンターが追加される。

 OCXは、いわゆる「NaaS(Network as a Service)」。クラウドやデータセンター間の接続をユーザー専用ポータルからオンデマンドで実行できる。2022年5月よりに提供を開始しており、当初はBBIXの都内データセンター4カ所に接続拠点を設け、接続先クラウドサービスとしてさくらのクラウド、Microsoft Azure、AWS、Google Cloud Platformなどに対応していた。

 今回の協業により、OCXのユーザーは接続先にNECの印西データセンターと神奈川データセンターを選択できるようになった。セキュアかつ高品質な閉域網接続がさらに簡単に実現するという。

 BBIXでは、NECとの協力を皮切りに、サービスの全国展開を図るとしている。