週刊データセンターWatch:

エクイニクス、大阪における第3のデータセンター「OS3」開設、2021年第4半期

 エクイニクスは、大阪において3つ目となる新データセンターを開設すると発表した。稼働時期は2021年第4四半期を予定している。

「OS3」完成イメージ図

 新データセンターの名称は「OS3」で、大阪市中央区に立地する。いくつかのフェーズ別に拡張していく計画で、まず第1フェーズでは、約3070平方メートル以上のコロケーションスペースと900ラックが提供される。これが最終フェーズには約8300平方メートル、2500ラックの体制となる見込み。また、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure、Google Cloudなど主要クラウドプロバイダーとの直接アクセスが確立できるとしている。

 「OS3」開設の初期投資額は約5500万ドル(59億円)。なお、エクイニクスではすでに大阪で2つのデータセンターを開設しており、約6000平方メートルのコロケーションスペースを提供。現在は130社以上の企業のビジネスハブとして、利用されているという。