プレスリリース
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ベライゾン、サイバーインテリジェンスセンターを新たに開設
(2014/3/3 17:26)
ベライゾンジャパンは、Verizon Enterprise Solutions がサイバー攻撃脅威に対抗するための最先端の武器となるベライゾン・サイバーインテリジェンスセンター(Verizon Cyber Intelligence Center 、以下「VCIC」)を開設したことを本日発表した。同センターは、先進的な検出能力および対応能力を提供することによってサイバー攻撃の管理・鎮静化能力の速やかな向上をグローバル組織に提供する。
VCICは、高度なセキュリティ分析と同センターのセキュリティアナリストを通して、ベライゾンのマネージドセキュリティサービスおよびプロフェッショナルサービスを利用する顧客企業に、サイバー攻撃対応へ有効な実践的インテリジェンスを提供する。サイバー攻撃の脅威に関する比類ないインテリジェンスソースへのアクセス権限を有するVCICのアナリストは、攻撃サイクルにおける初期段階での脅威の特定・対応を支援する。
VCICは、企業のグローバルIPバックボーン、数千のセキュリティコンサルティングの提供とサイバーインシデントの調査実績、VERISのフレームワークによるサイバーインシデントのデータセット、ビッグデータに対応する最新脅威の管理ツールおよびその手法により収集されたデータをすべて統合し、今までにない先進的な脅威管理能力を提供。
ベライゾンは、米州、欧州、中東、アジア太平洋地域を網羅するグローバルなセキュリティオペレーションを展開。VCICのセキュリティアナリストは、年間数百万のセキュリティインシデント、関連する数兆ものデータ、さらに7万件以上のセキュリティインシデントを詳述した企業の膨大なDBIRデータセットを活用し、戦術的かつ実践的なインテリジェンスを提供することが可能
業界レポートによると、データ漏洩の発生割合は、増加傾向。ベライゾンの「2013年度データ漏洩/侵害調査報告書」によれば、攻撃の発生はより速くなり、全攻撃の84%はわずか数分以内に起こっている。一方で、66%の漏洩は発見されるまで数ヶ月から数年もかかっていることが報告されている。
ベライゾンは、金融サービス、小売業、公共部門、医療、製造業、エネルギー、輸送分野の企業向けに、グローバルなマネージドセキュリティソリューションを提供しているリーダー企業。ベライゾンは、最先端のインテリジェンスを、カスタマイズ可能な脅威保護・監視・分析・迅速対応・インシデントフォレンジック調査・認証管理を包括的に網羅するサービス、および世界の550以上のコンサルタントによる専門知識と組み合わせて提供することで、セキュリティ脅威へのリスクを積極的に軽減し、企業を防御・保護する。
ベライゾン、グローバルセキュリティソリューション担当バイスプレジデント、エディー・シュワルツは次のように述べている。「標的型サイバー攻撃を検出し、それらに素早く効果的に対処するには、信頼性および精度の高いサイバーインテリジェンスが不可欠です。当社が新しく開設したサイバーインテリジェンスセンターは、最も強力な武器をお客様企業に提供し、機密情報や知的財産、そして顧客データを保護します。企業はこれまで、豊富な資金に支えられた攻撃者に対して単独で立ち向い、また非常に複雑なサイバー攻撃対策を独自に開発・実行してきました。しかし、このような従来のサイバー犯罪に対処するためのアプローチは、もはや現実的とはいえなくなっています。最新の脅威に対処するためには、企業はサイバー攻撃によるビジネスへの影響をより明確に理解し、直接的な改善措置を実行して行く必要があるでしょう。VCICは、最大規模かつ最先端のセキュリティ組織が重要なセキュリティ解析、様々なインテリジェンスの収集、アクセスログやデバイス管理に関連する必須タスクをベライゾンへ移行し、企業が重要な情報資産を保護することに注力できるよう支援します」