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大和総研が仮想デスクトップ環境を支えるストレージシステムとしてNetApp FASシステムを採用


大和総研が仮想デスクトップ環境を支えるストレージシステムとしてNetApp FASシステムを採用

NetApp FASシステムがアライアンスクラウドに準拠した仮想デスクトップ環境のニーズに対応


ネットアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:タイ・マッコーニー、以下ネットアップ)は、株式会社大和総研(本社:東京都江東区、代表取締役社長:深井 崇史、以下 大和総研)が構築した2,400台以上の仮想デスクトップ環境を提供するためのインターナルクラウド基盤を支えるストレージシステムとして、NetApp FASシステムが採用されたことを発表しました。

大和総研では、基幹系システムでの利用に耐えられるプライベートクラウド環境の整備を目指し、新日鉄ソリューションズ株式会社、パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社とともに「アライアンスクラウド推進ソサエティ」を創設し、証券、鉄鋼、電機という異なる業種の知見を持ち寄ることによって、日本発でクラウド技術の標準化と、その標準モデルである「アライアンスクラウド」の普及に向けた取り組みを進めています。

大和総研は、このオープン性を重視するアライアンスクラウドに準拠した仮想デスクトップ環境を国内外の拠点向けに提供するため、3ヵ年計画を立案しました。まず、最初の1年目に中国拠点の開発者を対象に仮想デスクトップ環境を構築し、2年目には大和総研のシステム部門と国内協力会社の開発者向けに約1600台の仮想デスクトップ環境を追加しました。3年目には、リサーチ部門やコンサルティング部門、管理部門など幅広い社員に仮想デスクトップ環境を拡大し、最終的には4,000台程度の規模にまで広げる見込みです。

このオープン性を重視するアライアンスクラウド準拠のシステム基盤では、さまざまなベンダーの製品を柔軟に選択できるため、採用するストレージ製品について複数の選択肢がありましたが、本案件で大和総研はNetApp FASシステムの採用を決めました。大和総研がNetApp FASシステムの採用を決定した主な理由は以下の通りです。

・基幹系システムのニーズに応える十分なパフォーマンスと信頼性を備えたストレージアーキテクチャであること
・データの保管効率を最大限に高める技術によって、仮想デスクトップ環境に適したストレージコストを達成できること
・多数の仮想デスクトップ環境を迅速に展開できるストレージプロビジョニング機能が充実していること
・クラウド環境を支える統合バックアップ基盤や災害時向けシステムで、すでにNetApp FASシステムの導入実績があったこと

今回の採用によって大和総研が構築したシステム基盤は、サーバ、ストレージシステム(NetApp FASシステム)、そしてこれらを接続するネットワーク機器(10Gigabit Ethernetスイッチ)から構成されています。ストレージシステムには、アクティブ・アクティブ構成のNetApp FAS3200シリーズを採用し、ディスクドライブとしてSASドライブとSATAドライブの両方を搭載しています。ここでは、仮想デスクトップ(XenDesktop)用システムドライブ領域、仮想デスクトップ用ユーザ領域、仮想アプリケーション(XenApp)用ユーザ領域がそれぞれ割り当てられています。アクセス性能が要求されるシステム領域はSASドライブ上に配置され、仮想サーバからNFS経由で接続しています。一方、データの保管効率を重視するユーザ領域はSATAドライブ上に配置され、各ユーザの仮想デスクトップ環境もしくは仮想アプリケーションサーバからCIFS経由で接続しています。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.netapp.com/jp/library/customer-stories/cs-6562-ja.html

ネットアップ株式会社について
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2012/7/20 18:00