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中央出版を筆頭に、ティーエムホールディングスが「Kaspersky Work Space Security」を導入

2011年 12 月 13 日
株式会社カスペルスキー

中央出版を筆頭に、ティーエムホールディングスが
「Kaspersky Work Space Security」を導入
~約3,500台のPCで高レベルかつ統一されたセキュリティ環境を実現~

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(東京都千代田区、代表取締役社長 川合林太郎、以下、カスペルスキー) は、本日、総合教育企業、中央出版株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長 前田哲次、以下、中央出版)を筆頭に、株式会社ティーエムホールディングス(愛知県愛知郡、代表取締役社長 前田哲次、以下、ティーエムホールディングス)が管理業務を受託している関連各社約3,500台のPCへ「Kaspersky Work Space Security」が導入されたことを発表しました。

中央出版は、「学ぶ楽しさ、発掘したい」をコーポレートメッセージに、独自の企画力と開発力で教育図書・教育教材・教育システムなどを企画・制作してきました。その領域は、子どもの教育関連に留まらず、一般書籍の出版や、「ごはんとくらし」をテーマとする出版物とワークショップを連携させたパブリックスタジオの展開など、人々の知的好奇心を触発する活動を幅広く行っています。ティーエムホールディングスは、教育事業・出版事業などの事業戦略を統括する会社として設立された持ち株会社で、この中央出版を筆頭に、ホールディングス傘下の各社、関連・協力会社の管理業務を幅広く請け負っています。その主要部門の1つとして、各社の情報システムの構築・運用管理を担い、情報化戦略をサポート・推進しているのが、ティーエムホールディングス情報化推進室です。

ティーエムホールディングスの情報化推進室が管理する情報システムネットワークは4つあり、中央出版を中心とした主要ネットワークだけでも、データセンターを中心に約260拠点を結んでいます。その他も含めた総拠点数は約350カ所におよび、クライアントPCは、3,500台を超えます。これら各社・各部門のクライアントPCは、4年ほど前までそれぞれ独自で調達されていました。当然ながらクライアント用セキュリティソフトの導入・管理も、すべて各社の担当部門に任されていたため、どのバージョンが導入され、バージョンアップはされているのか、あるいはウイルス定義ファイルの更新が確実に行われているのか、一部を除いて情報化推進室では把握できる状況ではありませんでした。ITガバナンス的にも、セキュリティ管理的にも問題があるため、機器の調達をはじめ、クライアント運用管理ソフトの導入による統合管理をティーエムホールディングスの情報化推進室に一元化することになりました。

新たなクライアント用セキュリティソフト選定に際しての要件は、従来のウイルス対策だけでなく、スパイウェアなどマルウェアの防御、IPS機能を備えたパーソナルファイアウォールなど総合的なエンドポイントセキュリティを実現できることでした。また、それまで実現できていなかったクライアントPCのセキュリティ管理を一元化することを目的にKaspersky Work Space Securityを採用しました。「Kaspersky Work Space Security」は、「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation」「Kaspersky Anti-Virus for Linux Workstation」「Kaspersky Administration Kit」の3つのアプリケーションで構成された製品です。ウイルスやスパイウェア、ハッカー攻撃、迷惑メールなど、あらゆるマルウェアの脅威からノートパソコンを含むオフィスのワークステーションを保護します。SOHOや小規模なオフィスの立ち上げ、またはワークグループにおける増員など、さまざまなビジネスシーンにおけるワークステーションの保護に最適な製品です。付属のAdministration Kitを使用することにより、管理者によるリモートでのインストールやアップデートなどが行えます。

「Kaspersky Work Space Security」を採用した理由は、定義ファイルの更新頻度が高く、未知の脅威を含めた検知率の高さと総合的な保護対策としてのコストパフォーマンスでした。「更新頻度、検知率の評判はネットの情報で知っていましたし、中核ネットワークのゲートウェイに導入しているセキュリティアプライアンスのアンチウイルスエンジンにカスペルスキー製品を使っており、その優秀さは認識していました。実際、検討候補に挙げていた他社のウイルス対策ソフトと比較検証して、そのすばらしさを確信しました。導入当初、従来のウイルス対策ソフトと併用していた時期がありますが、そのソフトで検知漏れがあってもカスペルスキーは確実に検知・駆除できていました。また、Kaspersky Work Space Securityがマルウェア防御やIPS機能を包含しているのに対し、比較した対策ソフトはオプションで機能追加しなければならず、コスト増を招くという理由もありました」。ティーエムホールディングス情報化推進室係長 黒部雅之氏は採用した理由をこう指摘しています。

Kaspersky Work Space Securityの導入によってもたらされた最大の効果は、Kaspersky Administration Kitによる統合一元管理ができるようになったことです。それまでエンドユーザー任せだった定義ファイルの更新や定期的なスキャン作業が情報化推進室で管理され、全クライアントPCのセキュリティレベルを最新状態に保つことが可能になりました。

導入効果について、黒部氏は次のように述べています。
「クライアント運用管理ソフトによる統合管理と合わせてセキュリティ管理、ライセンス管理が一元化でき、管理業務を請け負っている各社全体で統一したセキュリティ環境を維持できるようになりました。また、定義ファイル更新のスケジューリングが可能のため、帯域の狭いネットワーク環境のところでも、トラフィックに大きな影響を与えることなく更新作業できるのも大きなメリットです。」

一方、さまざまな最適化技術を実装するアンチウイルスエンジンにより、クライアントPCのパフォーマンスへの影響が小さく、スペックの低いPCでも快適に動作し、エンドユーザーの苦情も聞かれなくなりました。特に、iSwiftとiChecker技術によって、2回目の以降のオンデマンドスキャンが非常に短時間で実行されるため、エンドユーザーがスキャンを意識しないで実施されていることを高く評価しています。

さらに黒部氏は、「一元化されたセキュリティ管理によるメリットはもちろんですが、Kaspersky Work Space Security導入によって未知のウイルスやマルウェアの脅威からの防御、ファイルシステムや安全な通信の保護など、エンドポイントの総合的なセキュリティ対策の強化がなされたことが最も大きな効果でしょう」と強調しています。

今後、ティーエムホールディングスでは、現在運用中の情報システムネットワークを更改し、広帯域化を図る計画です。それにより、各社または各部門に置かれているファイルサーバを本部のデータセンターに集約してデータの管理・保護を強化します。その際にはファイルサーバのセキュリティ対策として、Kaspersky Work Space Securityのファイルサーバ向け製品の導入も検討していくつもりです。

【中央出版について】http://www.chuoh.co.jp/
中央出版は、「学ぶ楽しさ、発掘したい」をコンセプトに、業界の常識にとらわれることなく、独自の企画力と開発力でオリジナリティ豊かな制作物を世に送り出してきました。現在は教育総合企業として、多様化する家庭教育・国際教育・社会教育の環境をサポートするべく事業展開を進めています。また、「生きる実感を持てる社会づくりに貢献する」というコンセプトの"プロジェクトKTC"(http://www.project-ktc.com/)に取り組んでおり、「EDUCATION」「GLOBAL」「HEALTH」「LIFE」「FOOD」の5つのカテゴリーで、さまざまな活動を展開しています。

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人/SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパムなどIT セキュリティに関する最新情報をhttp://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。

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2011/12/13 15:15