米CA Technologies、Windows Azureを使用したバックアップ/リカバリ・ソリューションを提供へ

＜米国発プレスリリース抄訳＞

2011年5月12日

報道関係者各位

(2011年5月10日、ニューヨーク州アイランディア市発)
CA Technologies （本社：米国ニューヨーク州アイランディア市、CEO：ウィリアム・マクラッケン）は本日、CA のデータ保護ソリューション、CA ARCserve(R)シリーズを、マイクロソフト社のWindows Azure(TM)クラウド・プラットフォームを使用してSaaS形式で提供することでマイクロソフト社と合意したことを発表しました。

この新しいクラウド・サービスの展開は、短期間での導入が可能で、且つ、管理が容易なIT管理ソリューションを市場に提供するというCA Technologiesの戦略の一環として実現されます。サービス開始は2011年10月以降を予定しています。このソリューションは、従来のオンプレミス型のバックアップ/リストア・システムやソフトウェアの実装がコストの面、あるいは運用の面において非効率である場合、たとえば、充分なITスタッフが自社に存在しない小規模企業や遠隔地の事業所などにおいて特に効果を発揮します。

CA Technologiesが、この新しいソリューションのためにマイクロソフト社のWindows Azureプラットフォームを採用することは、これまで20年以上にわたって価値の高い革新的な技術を顧客に提供し続けてきた両社の協調関係をさらに拡張するものです。従来は、この協調関係において、Microsoft Hyper-Vやマイクロソフト社の System Center ソリューションへのサポートが行われてきました。

マイクロソフト社のコーポレート・バイス・プレジデントであるWalid Abu-Hadba氏は、「CA TechnologiesのSaaS型データ保護ソリューションは、ITポートフォリオ全般にわたるシステムのダウンタイムや壊滅的なデータ消失など、広範囲に及ぶ情報リスクを、高いコストをかけることなく軽減できるよう考慮されています。このたびの発表は、クラウド市場の継続的発展に対してマイクロソフト社とCA Technologies両社が共有する強い姿勢を明らかに示したものです」と述べています。

この新しいソリューションは、CA Technologiesとマイクロソフト社両社のパートナー企業のうちの、とりわけデータ保護ソリューションをさらに多くのクラウド・ベースのIT管理製品に組み込もうとしているパートナー企業のニーズに応えることができます。

CA Technologiesのデータ・マネジメント部門のジェネラル・マネージャであるMike Crestは、「パートナー企業の皆様は、ベンダが提供するソリューションとパートナー様自身の専門ノウハウを有効活用することによって、日々のIT運用の負荷を、高いコスト・パフォーマンスで低減できる新たなソリューションをお客様に提供できるようになるでしょう。CA ARCserveシリーズの技術とマイクロソフト社のWindows Azureクラウド・プラットフォームを組み合わせることで、我々は、成長を続けるこのマネジメント・サービス市場に対して、スケーラブルで機能豊富であり、さらに他のソリューションとの組み合わせが可能なリソースを提供することができるようになります」と述べています。

CA Technologiesについて
CA Technologies（NASDAQ: CA）は、メインフレームをはじめ、物理環境から仮想環境、クラウドに至るまで、あらゆるIT環境における専門知識とノウハウを有するITマネジメント・ソフトウェア/ソリューション・ベンダです。CA Technologiesは、IT環境を管理し、安全確保のための手段を提供することで、お客様がITサービスを柔軟に行えるよう支援しています。CA Technologiesの革新的な製品とサービスは、IT組織にとって不可欠な洞察力とコントロール能力を提供します。フォーチュン500の多くの企業がCA Technologiesの製品/サービスを活用し、絶えず変化するITエコシステムを管理しています。
CA Technologiesの詳しい情報については、（米CA Technologies）、
（日本）をご覧ください。
また、ツイッターについては、をご覧ください。

*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。