三井住友銀行、マイクロソフトのパブリッククラウドを導入、Ofiice 365など

　株式会社三井住友銀行は、従業員の業務効率化およびワークスタイル変革に向けて、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスを採用した。株式会社日本総合研究所、日本電気株式会社（NEC）、日本マイクロソフト株式会社と共同で発表した。

　三井住友銀行が今回導入したのは、Office 365、Windows 10およびWindows 10 Mobile、Microsoft Azure、Enterprise Mobility Suite。「ダイバーシティ（多様性）」の観点から、従業員が育児や介護などの制約に関係なく働ける環境の構築を目指し、採用を決定したという。

　今後は、行内のコミュニケーションや組織横断型コラボレーションでOffice 365を積極的に活用。Windows 10採用の2-in-1デバイス、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンにより、フレキシブルなワークスタイルも実現するとしている。このほか、データセンターを東日本・西日本の2拠点で冗長化する。

　三井住友フィナンシャルグループのSIである日本総合研究所では、他のグループ会社にもパブリッククラウドを展開していく計画。NECとマイクロソフトは技術面で支援する。