ニュース

アシスト、BRMSソフトウェア「Progress Corticon」の期間使用ライセンスを提供

 株式会社アシストは17日、ビジネスルール管理システム(BRMS)製品「Progress Corticon」のサブスクリプション(期間使用)ライセンスを提供開始すると発表した。

 Progress Corticonは、米Progress Softwareが開発したBRMSソフトウェア。業務ルールをアプリケーションから分離して管理できるため、業務ルールの追加/変更に伴うシステム改修を100%コーディングレスで実現可能な点が特徴だ。

 また、ルールを登録した段階で、ルール同士の矛盾や抜け漏れの自動検出を行える機能が評価され、業務ルールが複雑かつ改定が多い金融/保険業界での導入が進んでいるとのこと。さらに、製造業やサービス業においても採用する企業が増えているという。しかし、従来はパーペチュアル・ライセンス(永久使用権費用+年間サポート費用)形態のみの提供だったため、初期費用が導入の妨げになっていた。

 そこでアシストでは、パーペチュアル・ライセンスに加え、日本独自の価格体系として期間使用ライセンスの提供を開始。初期費用を低く抑えているので、BRMS製品の選定に際して、価格比較に比重を置く必要がなくなり、ユーザー企業が求める機能比較の観点から最適な製品を選択できるようになったとしている。

 製品構成として、Corticon Server(4コア)とCorticon Studio(開発環境)×5で、価格は月額44万5000円(税別)から。構築するシステム規模に応じてCorticon Server(追加コアライセンス)やCorticon Studio、データベースアクセス機能など、オプション製品の追加が可能となっている。なお、契約は1年単位となる。

石井 一志