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e-Janネットワークス、セキュアな仮想ワークスペースを提供する「CACHATTO Desktop for Windows V2.0」

 e-Janネットワークス株式会社は、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO」用のオプションソフトウェアを刷新し、「CACHATTO Desktop for Windows V2.0」として5月より販売を開始する。

CACHATTO Desktop V2.0の動作イメージ

 CACHATTOは、携帯電話、スマートフォン、タブレット、PCなどの各種端末から、クラウド型グループウェアや社内のメール、スケジュール、グループウェア、ファイルサーバー、アドレス帳などをセキュアな環境下で利用できる法人向けリモートアクセスサービス。

 CACHATTO Desktopは、外部領域からのアクセスを制限したセキュアな仮想ワークスペース(サンドボックス領域)をメモリ上に一時的に生成。仮想ワークスペースからCACHATTOを介して、社内のメールやスケジューラー、ファイルサーバーに社外から安全にアクセスできる。

 PCにインストールされたOfficeアプリケーションも仮想ワークスペース上で実行することで、ダウンロードしたOfficeファイルの編集や新規作成もセキュアに行える。CACHATTO Desktop終了時に仮想ワークスペースは消去されるため、社内情報が端末に残らない。

 新バージョンでは、新たに搭載した「FileManager」によりファイルサーバーのファイル閲覧や操作性を向上。「Launcher」により、各機能へのアクセシビリティを向上した。

 ライセンス価格は10ユーザーで年額12万円(税別)。

 e-Janネットワークスでは、CACHATTOはファイアウォール設定を変更することなく容易に導入でき、既存のファイルサーバーやOffice 365などのクラウドサービスとの連携もできることから、スマートデバイスからのセキュアなリモートアクセスシステムとして国内800社32万ユーザーに利用されていると説明。CACHATTO DesktopをPCに導入しクライアントとして利用することで、安全かつ低コストにPCのリモートアクセス環境を実現できるとしている。

三柳 英樹