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ユニスター、ASUSTORの企業向けNASを提供 8ベイ・10ベイの2モデル

 株式会社ユニスターは、台湾ASUSTORのNAS製品群において、企業向けの大容量NAS製品2モデルを4月下旬より販売すると発表した。8ベイの「AS6208T」と10ベイの「AS6210T」を新たに提供する。店頭想定価格(税込)はそれぞれ12万9800円、14万9800円。

 両モデルとも、クアッドコアのCeleron 1.6GHzと4GBメモリ(最大8GB)を搭載。モードはRAID 0/1/5/6/10+ホットスペア、JBOD、シングルに対応し、リンクアグリゲーションを使用したRAID 5構成時の読み取り速度は398MB/s、書き込み速度は355MB/sと、高いスループットを提供する。

 インターフェイスはGigabit Ethernet(GbE)×4、USB 3.0×3、USB 2.0×2、eSATA×2と、HDMI 1.4b、S/PDIFオーディオ出力を搭載し、4K UHDマルチメディア再生にも対応するとした。容量は、AS6208Tが最大64TB(8TB×8)、AS6210Tが最大80TB(8TB×10)に対応する。

 なおASUSTORによれば、ファームウェアはADM 2.5.4を搭載し、RAIDデータ保護、AES-NIハードウェア暗号化技術、256ビットのデータ暗号化、ファイアウォール、ネットワークデフェンダー、ウイルス対策ソフトウェアなどでデータを保護。今後、ADM 2.6へのアップグレードも提供される。

石井 一志