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アクセルビット、ALSIの情報漏えい対策製品「InterSafe ILP」をSaaSで提供
(2016/2/2 12:56)
ビットアイル・エクイニクス株式会社のグループ会社であるAXLBIT株式会社(以下、アクセルビット)は2日、アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)の情報漏えい対策ソリューション「InterSafe ILP」を、SaaSプラットフォーム「AXLBOX(アクセルボックス)」上で提供すると発表した。価格は、1IDあたり月額200円(税別)から。
この「InterSafe ILP powered by AXLBOX」は、PCにおけるUSBメモリなどの外部デバイスの利用管理に加えて、ネットワーク利用制限やプリンタ利用制御、外部メディアへの書き込み制御などを行うデバイスやネットワークの制御、ファイル保存時の自動暗号化といった情報漏えい対策機能を提供するサービス。PCから各種デバイスへのデータ持ち出しを綿密に管理し禁止することで、情報漏えいを防止し、組織レベルでのPCセキュリティ対策を実現するという。
また、汎用USBメモリをセキュリティUSBメモリに変換する機能も利用可能。この機能では、USBメモリが接続されたPCが登録されたものかどうかをチェックし、登録されていないPCへ接続した場合には、PCへのデータコピー、移動を制御することができる。またセキュリティUSBメモリでは、パスワード認証によるロック機能とメモリ領域の暗号化も可能なため、盗難・紛失時にも対応できる。
さらに、持ち出し申請・承認をWeb上で行え、申請・承認などの一連の流れを効率的に行えるので、円滑な運用を促進できる点も特徴。SaaS型での提供のためサーバー管理が不要で、管理する端末にクライアントプログラムをインストールするだけで、すぐに始められる点もメリットとした。なお、データセンターは日本国内にあるビットアイル・エクイニクスのデータセンターを利用するので、セキュリティ面でも安心して利用できるという。
料金は利用する機能によって異なり、1IDあたりの価格例は、デバイス制御機能だけが使える「InterSafe DeviceControl」プランで月額200円(税別)、セキュリティUSB作成機能だけが使える「InterSafe SecureDevice Ultimate」プランが月額320円(税別)、ファイルの自動暗号化のみの「InterSafe IRM」プランが月額500円(税別)。ファイル自動暗号化以外の全機能がパッケージされた「SDデバイス管理セット」も月額500円(税別)となる。