アクセルビット、医療機関向けインシデント報告分析支援システムをSaaSで提供

　ビットアイルグループのAXLBIT株式会社（以下、アクセルビット）は19日、株式会社NSDビジネスイノベーションが販売する医療機関向けインシデント報告分析支援システム「ePower/CLIP」を、クラウドサービスとして提供すると発表した。自社のSaaSプラットフォーム「AXLBOX（アクセルボックス）」を利用し、「CLIP-lite powered by AXLBOX」の名称で同日より提供開始する。

　「CLIP-lite powered by AXLBOX」は、医療現場で発生した事故に対するインシデントレポートの作成や集計・統計処理を効率的に行えるシステム。わかりやすい操作画面や入力支援機能により、医療機能評価機構の報告フォーマットに準拠した報告書を、簡単に作成できる点が特徴という。医療機関ごとの個別設定にも対応する。

　またインシデントレポートの集計はワンタッチで行え、安全管理者の作業負荷を軽減。各所属、医療安全管理室で内容把握やレポートに対する承認を瞬時に行えるとした。レポートに対しては、管理者のコメントや写真の添付を行うこともできる。

　1法人あたりの価格例（税別）は、「有床診療所向けプラン（20床未満）」で月額1万4800円、「20～50床未満病院向けプラン」で月額1万9800円、「150～200床未満病院向けプラン」で月額3万4800円など。最短1カ月間から利用できる。