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マカフィー、企業向けエンドポイント保護の最新版「McAfee Endpoint Security 10.1」

 インテルセキュリティ(日本での事業会社はマカフィー株式会社)は12日、企業向けエンドポイント保護「McAfee Endpoint Security」の最新バージョン「10.1」の提供を開始した。

McAfee Endpoint Security 10.1のUIホーム画面

 McAfee Endpoint Security 10.1では、パフォーマンスを向上。高速なスキャンに加え、定義ファイルのサイズやCPU負荷を低減しながら、強力な保護機能を提供し、エンドユーザーの操作性をさらに向上させた。

 また、複数のエンドポイント端末やネットワークセキュリティ製品との間でリアルタイムに脅威情報を共有するためのアーキテクチャー「McAfee Data Exchange Layer」に対応することで、標的型攻撃など未知の脅威に対する保護機能を強化。ローカルおよびグローバルで収集された脅威情報の共有/活用により、組織内の端末で未知の脅威が確認された瞬間、他の端末にも脅威情報を共有し、未知のマルウェアの実行を阻止する。さらに、適応型脅威防御ソリューション「McAfee Threat Intelligence Exchange」との連携により、インシデント発生後のフォレンジック対応を強化し、標的型攻撃など未知の脅威を含む企業のインシデント対応力を大幅に強化する。

McAfee Endpoint Security 10.1の脅威イベント確認画面

 管理面では、統合セキュリティ管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator」およびクラウドベースの管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator Cloud」の2種類の管理形態に対応。ユーザーの利用環境に合せた管理形態を選択できる。どちらの管理形態でも大規模導入環境への対応が可能で、オンプレミス/クラウドの両方で数万ノードのエンドポイントを管理できる。

 McAfee Endpoint Security 10.1は1月12日より順次、インテルセキュリティが提供するエンドポイント向けスイート製品の構成製品として、国内の販売代理店から提供を開始する。

McAfee ePolicy Orchestrator Cloudのダッシュボード画面

三柳 英樹