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NEC、24時間連続稼働に対応するファクトリコンピュータの新モデル

処理性能を従来比約1.3倍に

 日本電気株式会社(以下、NEC)は14日、24時間連続稼働可能なファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」の新モデル3製品を発表した。

FC-E23W

 「FC98-NXシリーズ」は、24時間連続稼働が求められる半導体・精密機械などの製造装置・検査装置や、ビル・公共施設の監視制御システムなどの分野で利用されるファクトリコンピュータ。24時間連続稼働を支える高い信頼性と、長期供給、長期保守に対応している点が特徴という。また、温度、電源ノイズ、振動など厳しい環境での使用を保証しているとのこと。

 今回発表された新製品は、冷却空気の風量・風向を詳細に解析して実現された、空冷効果の高い筐体構造を採用したほか、部材の長寿命化、高品質化により24時間連続稼働を実現。ディスクのミラーリングやホットスワップといった機能も搭載する。さらに、5年間の長期供給、製造終了後最大10年間の長期保守に対応した。

 性能面では、省スペースモデルの最上位機「FC-E23W」で、CPUにXeon E3-1268L v3(2.30GHz)を、チップセットにIntel C226を採用し、処理性能を従来比で約1.3倍に向上させた。また、「FC-E27B」はCPUにCore i5-4570TE(2.70GHz)を、「FC-E22U」はCeleron G1820TE(2.20GHz)を搭載することで、処理性能を従来比で約1.2倍、約1.4倍に向上させている。

 価格(税別)は、FC-E23Wが59万8000円から、FC-E27Bが54万円から、FC-E22Uが40万3000円から。NECでは、今後5年間で3万2000台の販売を目標としている。

 なお今後は、海外認証モデル、UPS機能付き電源モデル、SSD搭載モデル、Linuxプリインストールモデルを2016年3月に発売する予定だ。

石井 一志