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さくらインターネット、SSLサーバー証明書サービスに3プランを追加
(2015/12/10 14:53)
さくらインターネット株式会社は10日、SSLサーバー証明書サービス「さくらのSSL」の新プランとして、サイバートラストの企業認証SSL「SureServer ワイルドカード for SAKURA」、ジオトラストのEV認証SSL「トゥルービジネスID with EV」、シマンテックのEV認証SSL「セキュア・サーバID EV」の提供を開始した。
さくらインターネットでは、無線LANの普及に伴う「中間者攻撃」のリスク拡大や、Googleの検索アルゴリズムにおける「HTTPSサイトの優遇」などを背景に、Webサイト全体をHTTPS化する「常時SSL化」が進んでおり、次世代プロトコル「HTTP/2」の利用にはSSLが必要となるなど、今後、SSLの需要が大きく加速すると予想されると説明。幅広いニーズに応えるため、SSLサーバー証明書サービスに新たに3つのプランを追加し、全12プランのラインナップで提供する。
サイバートラストの企業認証SSL「SureServer ワイルドカード for SAKURA」は、同一ドメイン配下の複数の異なるサブドメインに対して、1枚の証明書で暗号化が可能。証明書の有効期間が3年となるため、通常1年ごとに必要な手続きと更新作業の負担が軽減される。月払いでの支払いが選択可能で、短期間の利用にも適している。価格(税別)は、年額9万9000円、月額9000円。
ジオトラストのEV認証SSL「トゥルービジネスID with EV」は、ウェブサイトのアドレスバーが緑色になり、ウェブサイト運営組織名が表示されることで、運営団体の実在性を厳格に証明する。同一のFQDNであれば、複数サーバーを同時に運用する場合でも、1枚の証明書を複製して利用できる。価格(税別)は、年額11万5200円。
シマンテックのEV認証SSL「セキュア・サーバID EV」は、ウェブサイトのアドレスバーが緑色になり、ウェブサイト運営組織名が表示されることで、運営団体の実在性を厳格に証明する。また、脆弱性アセスメントやマルウェアスキャンなどのウェブセキュリティ機能を無料で利用できる。価格(税別)は、年額16万2000円。