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アールスリー、サイボウズ「kintone」アプリの利用・開発・運用を支援する「gusuku」を正式リリース

 アールスリーインスティテュート(以下、アールスリー)は6日、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」上のアプリケーションの利用・開発・運用をサポートする「gusuku(グスク)」を正式リリースした。

 gusukuは、kintone上のアプリケーションのバージョン管理や配布管理を行えるほか、「gusuku API」を利用したkintoneプラグインを利用することにより、kintone自体をさらに便利に活用できる。

 開発、テスト、本番といったステージング環境の定義を作成し、各環境にアプリを登録、各アプリのフォーム設計情報の取り込み、ある環境から別の環境への設計情報の配布、各環境のアプリの差分の確認などが可能。添付ファイル保存プラグインにより、100MB以上の添付ファイルをkintoneアプリのレコードに付属してアップロード可能となる。容量制限は無し(料金プランの範囲内)で、画像ファイルに関してはサムネイル画像の自動生成機能を備える。

 今回の正式リリースでは、約2カ月間のプライベートベータテストによるフィードバックに加え、kintoneプラグインの第1弾として添付ファイル保存プラグインをリリース。今後も、データバックアッププラグインなど、順次リリースを予定する。

 料金プランは、管理するkintoneアプリケーション数、添付ファイル保存ディスク容量により、無料で利用できる「フリー」プランから、月額1万800円(税込)の「エンタープライズ」プランまで4つのプランが用意されている。

三柳 英樹