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ゼンリン、ウェブアプリ構築サービス「kintone」に地図APIを提供

 株式会社ゼンリンは30日、サイボウズ株式会社の業務アプリ構築サービス「kintone」向けに、地図配信APIの提供を開始した。これにより、kintoneで開発するアプリに地図機能を組み込みやすくなる。kintoneのスタンダードコース契約会員が利用でき、価格は1社あたり月額1万円(税別)から。

「拠点案内サービスAPI」の利用イメージ

 今回提供を開始するAPIの正式名称は「拠点案内サービスAPI」。ゼンリンのサーバーから配信される「スムーズスクロール地図」をkintoneで利用できる。顧客データを地図上に表示したり、ルート案内に活用するといった用途が想定されている。

 kintoneは、プログラミング知識がなくても業務用ウェブアプリを作成できるサービス。実際には、入力フォームの構成要素をドラッグ&ドロップで指定したり、Excelファイルを読み込ませるといった手順でアプリが作成可能。

 拠点案内サービスAPIはプラグインなどの形で提供される。また、利用にあたっては専用フォームからの問い合わせが必要。

森田 秀一