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パナソニックIS、クラウドに本格対応したコールセンターパッケージ新版

最短3週間での短期スタートが可能

 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(パナソニックIS)は5日、コールセンターパッケージの新版「eSmileCall ver.3」を、同日より販売開始すると発表した。

 eSmileCallは、Webブラウザによる簡単な操作性と、ストレスを感じさせにくいオペレーションにこだわった画面設計を採用したコールセンターパッケージ。すぐに本格運用ができるよう、顧客管理から対応履歴管理、FAQの作成・公開までをサポートするという。

 今回の新版では、従来のオンプレミスに加えてクラウドの利用にも対応したほか、PBXについてもクラウド型が利用可能になった。クラウドの場合は機器調達やシステム構築が不要な分、初期投資を抑えながら最短3週間で利用開始できるという。また、短期間のみの利用にも対応する。なお、クラウド型PBXは株式会社コラボスの「@nyplace(エニプレイス)」を利用可能だ。

 さらに、セルフカスタマイズ機能の強化や、インポート/エクスポート機能、グループ宛メッセージ通知機能など、要望の多かった機能を追加し、より直感的で使いやすくしたとのこと。

 価格(税別)は、オンプレミスが20万円/席、クラウド版が月額5000円/席で、いずれも最小5席から導入できる。パナソニックISでは、2017年度末までに30社への導入を見込む。

石井 一志