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クラスタ構成が可能な分散型インメモリデータベース「SnowDB」が登場
(2015/2/6 14:13)
株式会社ソフトギアは6日、分散型インメモリデータベース「SnowDB」を発表した。データのインメモリ管理とクラスタリングにより、大量のデータ管理と高速な検索処理を実現したという。3月からベータ版として試用ライセンスを提供する。
SnowDBは、インメモリデータベースの高速処理と同時に、高い拡張性を実現するため、クラスタリングを実現した分散型インメモリデータベース。両技術を併用することで、動的なデータやオブジェクトの透過的な管理と高速処理を実現するという。
Key-Value方式でメモリ上にデータを保存することで高速なアクセスを実現。複数ノードでクラスタを構成し、キーの一定範囲をパーティションという単位に分割して、複数ノードで管理することで負荷を分散する。1つのパーティションを複数ノードで冗長化管理するため、ノード障害によるサービスへの影響を極小化できる。また、運用開始後のノード追加も可能で、スケールアウトが容易という。
対応プラットフォームはWindows、Linux。対応言語はC++。まずは20名を限定に、3月よりベータ版の試用ライセンス提供を開始する。「複数キー検索」「認証機能」「ローカルキャッシュ」「Java対応」をはじめとした機能も順次拡張。管理データが増え続けるサービスや、高いレスポンスが求められるオンラインゲームなどへの適用が期待されるとしている。