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住電情報とアシスト、Webアプリの高速開発ソリューションを共同提供

 住友電工情報システム株式会社(以下、住電情報)と株式会社アシストは16日、Webアプリケーション高速開発分野で協業すると発表した。両社では、住電情報が開発・販売するWebアプリケーション構築/運用ツール「楽々Framework3」と、アシストが取り扱う米Progress SoftwareのBRMS(ビジネスルール管理システム)製品「Progress Corticon」を組み合わせ、「楽々Framework3+Corticonスタートパック」として共同で推進する。

 Progress Corticonは、100%コーディングレスでビジネスルールの追加や変更を行えるBRMS製品。独自アルゴリズムにより、ルール数やデータ処理の複雑さが増しても高パフォーマンスを実現できるのが特徴という。一方の楽々Framework3では、業務にそのまま使用できる700もの部品を組み合わせてWebアプリケーションを作成でき、仕様の追加・変更時の再生成も不要なため、通常のJava開発と比べて5倍以上の開発生産性を実現するとのこと。

 今回、この両製品を組み合わせた楽々Framework3+Corticonスタートパックにより、高度な業務ロジック/ビジネスルールを含むWebアプリケーション開発において、従来の開発方法に比べて高速な開発を可能にする。

 さらに、Progress CorticonのBRMSエンジンと楽々Framework3の部品組み立て型開発、また両製品の特長である仕様変更に柔軟に対応可能な高い保守性により、システム保守フェーズでも、コスト削減を実現できるとした。

 なお両社では、楽々Framework3+Corticonスタートパックを顧客企業へ展開するとともに、共同セミナー開催など、マーケティング活動でも協力していく考えだ。

石井 一志