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SCSK、データ分析スターターパックを発売~「Splunk」に独自機能を付加

 SCSK株式会社は27日、マシンデータ分析ツール「Splunk」に、定期的に自動でデータを取り込む機能やその管理画面を付加し、大容量のログ分析が可能なスターターパックとして発売した。価格は月額10万円(税別)から。Splunkライセンス料を月割りで支払う形態となる。

 Splunkは、物理・仮想を問わず、Webサイト、アプリケーション、サーバー、ネットワーク、センサー、モバイル機器などのマシンから生成されるビッグデータを組織が検索、監視、分析、可視化できるようにするツール。

 今回のスターターパックでは、SCSKが独自に作成したログ自動アップデート機能と管理画面をSplunkに付加。この付加機能により、ログをリアルタイムで収集するのみならず、大量のデータを定期的に一括して取り込める。これにより、リアルタイムログ分析と大規模マシンデータ分析の機能を兼ね備え、Splunkの分析可能範囲が拡大するという。

 要望に合わせて、ダッシュボード作成やSplunk操作方法トレーニングなど、技術サポートも行うほか、スターターパックを導入するハードウェアも提供可能とする。

 価格は月額10万円(税別)から。Splunkライセンス料を月割りで支払う形態としたのも特長。導入サーバー数により販売価格は異なる。SCSKは3年間で120セット以上の販売を目指す。

川島 弘之