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ALSI、情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP」新版

グループウェアなどに暗号化機能を付加できるように

 アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は、情報漏えい対策シリーズ新版「InterSafe ILP Ver.4.0」を4月2日に発売する。

 デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」、Web型申請・承認ソフト「InterSafe WorkFlow」、セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Ultimate」、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」、セキュリティPDF作成ソフト「InterSafe SecurePDF」で構成される製品群。必要な対策を自在に選択・組み合わせられるのが特長。

 新版では、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」の開発キット(SDK)を提供し、既存システムとの組み込み連携を実現した。クラウド環境・オンプレミス環境を問わず、例えば文書管理システムやグループウェアなどに暗号化機能を付加できる。資料をダウンロードする際には自動的に暗号化し、アップロードする際には暗号化を解除できるため、セキュアなファイル管理が可能という。

InterSafe ILP製品構成。InterSafe IRMではSKDを提供

 「InterSafe IRM」ではこのほか、特定のフォルダに入れるだけでファイル単位の暗号化を実現する機能や、ネットワーク接続されていないPCの一元管理機能なども、有償オプションとして用意した。

 デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」では、WindowsのサーバーOSに対応。サーバーOSでも「誰が」「いつ」「何を」持ち出したのか、証跡(ログ)を取得できるため、内部からの情報漏えいを抑止できるという。

 セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Ultimate」では、「社外利用禁止モード」のデフォルトポリシー化や、暗号化USBメモリ連続作成補助機能などを追加した。

川島 弘之