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ネットギア、10GBASE-Tポート搭載のボックス型NAS「ReadyNAS 716X」
(2014/1/22 15:52)
ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は22日、10Gigabit Ethernet(GbE)に対応した6ベイタイプのボックス型NAS「ReadyNAS 716X」を発表した。価格は66万円(税別)で、1月23日より発売する。
「ReadyNAS 716X」は、HDDを6基搭載できるボックス型NASのディスクレスモデルで、クアッドコアのXeon E3-1265L v2(2.5GHz)、16GB ECCメモリを搭載し、リード430MB/秒、ライト725MB/秒のパフォーマンスを実現可能。10GBASE-T×2ポートと1000BASE-T×2ポートを備え、ネットワークの接続速度に起因するボトルネックも排除できるという。
ディスク容量は、4TB HDDを搭載すれば最大24TBの大容量を実現可能。eSATA×3ポートを備えており、拡張ユニット「EDA500(5ドライブベイ)」を3台接続すれば、最大84TBまで容量を拡張できるとした。
また、ほかのReadyNASシリーズ同様、「ReadyNAS OS」をOSとして採用し、ドライブを追加するだけで自動的にボリュームを拡張する「X-RAID2」、回数無制限のスナップショット機能による継続的なデータ保護、クラウドベースのデータレプリケーション機能などを利用可能。リアルタイム・アンチウイルス機能も備えた。
プロトコルは、CIFS(SMB)/NFSに加え、AFP、FTPやiSCSIに対応。仮想マシンからiSCSIでReadyNAS上のボリューム(LUN)にマウントし、ローカルディスクと同様に扱うこともできる。なおこの機能は、VMware vSphere 5、Citrix XenServer 6、Microsoft Windows Server 2008 Hyper-Vに対応している。
なお、この製品はディスクレスで販売されるため、SATA HDDは別途購入する必要がある。ネットギア製品の場合、2TBが1台あたり8万円(税別)、3TBが同12万円(税別)、4TBが同16万円(税別)。