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IIJ、クラウドサービスで1280台のデル製サーバー「PowerEdge R620」を採用

 デル株式会社は20日、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が、クラウドサービス「IIJ GIOサービス」向けに、デルのx86サーバー「Dell PowerEdge R620」1280台を導入開始したと発表した。

 IIJがDell PowerEdge R620を大量導入するのは、IIJ GIOサービスの計画的なリソース増強に対応するため。クラウドサービスを支えるデータセンターでは、一貫したサービスレベルを提供できる信頼性の高いプラットフォーム、ビッグデータなどの大容量データに対応する高速処理能力、低消費電力、既存システムとの親和性や容易な導入・運用管理性などが求められるが、こうした要件を満たすものとして、デルの第12世代サーバーであるDell Power Edge R620が選ばれたとのこと。

 デルでは、最大10TBの内蔵ストレージを備え、大規模データ分析をスムーズに実行できる性能や、リモートからの完全なアウトオブバンド管理、パーツ交換時の自動再設定機能などにより、質の高いクラウドサービスを支えられるとした。また、サーバーの搬入や設置に際してはインテグレーションサービスも提供し、ユーザーが生産的な業務に従事できるように支援するとしている。

 なお、今回導入されたDell PowerEdge R620は、年内をめどに順次IIJ GIOサービスに投入される予定だ。

石井 一志